水掛け論と裁判

 人間関係でトラブルの歴史は人類そのもの歴史です。
昨日まで穏やかに過ごすことを心がけていた生活でも突然トラブルに巻き込まれることがあります。

 初めは気にもしていなかった小さなゴタゴタだと,そのうちに修まると思っていた。
ところが時間が過ぎるにしたがって自身の思いや予想と違いトラブルが増々大きくなってきて,問いただしてみたて問いただしてみた。

 「言った。」「言わない。」「聞いた。聞かない。」「書いた。」「書かない。」「出した。」「受け取っていない。」など,誠意を込め応対していた積りが,なんと,話が嚙み合わず修まるどころか遠のき,結局は堂々回りなってしまい激しい水掛け論になるトラブルが多い。



絶対条件

 水掛け論やトラブルを解決するため誠意を込めて対処したが,どうしても両方の話が嚙み合わずに納得できない。そこで,一大決心して裁判所に間に入ってもらうい解決を願い裁判所に足を運ぶことになる。

 水掛け論に発展してしまったトラブルの解決に誠意を示し対応してきた。しかし,常識とする基準や価値観が異なり,さらに人の話を上の空で聞き流し理解しようとせず会話が嚙み合わず,仕方なく決心し第三者の裁定を得るために裁判を解決の選択としたとき,

 その裁判では・怒りの気持ち・悔しい思いだけを主張しただけでは描いていた良い結果を得ることはできないのです。何をおいても「証拠」の用意が必要で,怒りの根拠,悔しい事実を真実として明らかに指し示す根拠が絶対条件になるのです。「証拠」では,相手と交わした・音声データ・手紙・メール・写真・動画・領収書・その事態を目撃した第三者などが有ります。

 我々反訳士は数多くの証拠資料の作成経験しています。その「裁判では人の生活に於(お)ける権利や義務に関して「訴えた人」「訴えられた人」は対等」な関係であること。
さらに,その人に「財力有るとか,財力がないとか」「地位が高いとか,低いとか」「優れているとか,劣っているとか」など人の高下(こうげ)の差はないと法で約束されているのです。

 ですから,自身は間違っていない。絶対に正しいとする主張を認められるには条件として・裏付けと根拠(証拠)を積極的に提出し裁判所に心証を委ね裁定を受けるのが裁判の仕組みなのですから,「事実を証明する資料(証拠)」を用意「これが根拠(証拠)です。」と法廷に提出するのは絶対条件なのです。



裁判とストレス

「これが事実で真実です。」と示すには,真実や事実を裏付けできる証明資料が必要です。トラブルが起きてしまった時点から整理し順序よく明快に文字を起こす作業は,再び,あの嫌な出来事や人物を思い出すことになりますから予想以上のストレスに感じるものです。

・第一は精神的ストレス
 トラブルを思い出すと,そのことが日常の生活で何をしてても頭から問題が離れず,友人 ,知人,経験者,さらに相談場所などに出向いたり,今までの穏やかな生活が一変,未経験の行動が必要以上に身心のストレスを感じること,それが第一の精神的ストレスなのです。

・第2は経済的なストレス
 事案の違いはありますが,経済的なことで,国に収める手数料,郵便切手,印紙代,場合によっては保証金など,その上,法律専門家(弁護士,司法書士)の時間あたりの相談料,さらに裁判が始まると代理人に対しての着手金及び報酬など,直ぐに必要になる経済的なストレスです。

※注意…経済的ストレス緩和に手助けを受けられる法律扶助(ふじょ)制度があります。名称は日本司法支援センター(法テラス)で法律相談,法律家代理人に支払う費用の立替(後に分割返済)などの制度を活用する道もあります。 

・第3は書面(資料)作成のストレス
 裁判(民事)では基本的に争っている当事者が請求(要求)する理由があることを自身の口で述べ主張し合う(口頭弁論))が主体です。前もって,自分の意見,考えを述べる(陳述)又は述べようとする事柄をあらかじめ書面にし裁判所に提出する・準備書面・答弁書の作成が必然になります。

 書類の形で裁判所に提出する基本的書類は代理人が定まっている場合は法律専門家が整えてもらえますが準備書面や答弁の基礎になる「自分が言いたい。これは絶対主張したい。事実を証明する。」などの内容の下書きは代理人の法律専門家から「書いてください。」と求められます。

 その下書き作成のとき,再び思い起こすのも嫌なことでもトラブルの事実と解決をするための努力の行動を順序立てて簡潔に整理し自身の言葉で書類を作成します。

 そして,それを裏付ける証拠資料を用意します。
 ※音声データは「反訳士」が公用文・行政文書用語法に沿って作成作成。

 今まで日常的に経験がなかった「主張」と「証拠」の書面作成は予想以上のストレスとなります。そのストレスの解消の一つとして裁判を起こした事案に対する法律的基礎知識を学ぶ。そして,その知識を基にして,それぞれの事案経験と実績のある代理人(法律専門家)と話し合う。それが精神的ストレス緩和の最善の方法なのです。

 さらに,裏付け資料提出先の・裁判官・司法委員・書記官の職責は公務員です。日常的に目にする書類は公用文・行政文書用語法に沿って作成された書類を目にしていて,精読(せいどく)内容を丁寧に読み玩味(がんみ)言葉や文章の意味しているところを理解し裏付資料が精査されます。

 したがいまして,数々の証拠資料の一つになりますが,音声データが反訳され文字に起こされた反訳書に於いても公用文・行政文書用語法に準拠して作成されることになります。


 とにかく裁判が始まると2から3か月周期で相手の書類の読み込みと自身の書類作成に振り回されます。争いの事実を再び振り返り,思い出し,浮かべ,いらいらしながら自身で作成しなければなりません。

 証拠の資料を集め文書の作成を始めると表現力,国語力,文書力,文法力の欠如に悩まされ,さらに,記憶を辿(たど)りながら文章を書いていると,腹が立ち,気持ちが高ぶり,読みやすい文章をと心がけても主語,述語の関連,用語の統一性,文体,など証拠資料の出来栄えづくりのストレスが裁判では最大のストレスなのです。
 



音声,反訳書の匿名化

 争っている裁判で法廷に提出した裁判資料の訴状,答弁書,準備書面,証拠資料、判決,和解,送達などの数々の記録は,裁判が終結後の5年経過(判決,和解調書以外の記録)されますと廃棄になりますが,その期間で有ればいつでも誰でも閲覧申請書と収入印紙,身分証明,印鑑の用意があれば閲覧可能です。

 したがいまして,証拠資料として音声データを反訳し反訳書を作成した場合,音声データの中から当事者外に特定の個人が識別できる・ 氏名・ 生年月日・ 属名・ 学名・ 住所・ 電話番号・ メールアドレス・ 会社名・ 職位・ 通称・ 雅号・社名・ 屋号・ 芸名・ 入所記録・入院記録・看護記録・検査記録・ 音声データの背景に含まれる識別情が簡単に特定でき結びつく(個人)情報が公開されますと「名誉毀損」「業務妨害」など後に生じる問題の事前予防も大切なのです。 


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一般社団法人日本反訳士協会の専門的仕事

  • 公用文,行政文用語法に対応,タイムコード表記方ソフトの開発
  • 認定反訳士向けのテープ起こし,文字起こし,文書作成ソフトの開発
  • 録音反訳音声データのノイズ,雑音除去と明瞭化技術の提供
  • 映像,音声データに含まれるプライバシー侵害,名誉毀損など匿名化技術の提供
  • 反訳士の養成通信講座の開催

反訳士の認定書
通信講座終了後認定書が発行されます。





認定反訳士の名刺見本

認定書が発行され,権利契約が締結されますと職名で社会活動が実現します。





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